こんにちは。
こんな事をチラッと耳にしたことありませんか?
「ハローワークの求人はブラックが多い」
これは恐らく事実です。
僕は過去に2回、ハロワから就職をしました。
結果的に、どちらもブラックでした。
また、統計的に見てもほぼ間違いないとみて良いでしょう。
では今回はその理由について書いてみます。
・ハローワーク求人がブラックな理由
・ハローワークで感じたこと
ハローワークに求人情報を掲載する際に、
企業側は費用が掛かりません。
いちおう掲載期間というものが存在しますが、
何度でも掲載できます。
つまり経費を掛けず、半永久的に
自動で応募がくる仕組みが作れるわけです。
ネットの転職エージェントに登録する、
または広告なんかはもちろんお金が掛かります。
要するにハローワークに掲載されている求人は、
そんなところにも経費を掛けられない企業であると言えます。
言い換えると、社員への給与面や待遇において、
まともな環境を作ることも出来ない、
余裕のない企業である可能性が高い。
——————————————-
に対して、転職エージェントなどに経費を掛けている企業は
ホワイトである可能性が高いです。
『ハローワーク=ブラック』
という風潮が広がっているのは今の時代、周知であって、
なおかつ、ハローワークから応募される人材は、
レベルが低いとみなされているからです。
ハローワークからの応募者に時間を掛けるよりも、
よほど無駄がありませんし、経費を掛けられるという事は
それだけの余裕があるということ。
ハローワークは国営機関です。
国からは『求人掲載数を増やせ』と、
圧を掛けられます。
何故でしょうか?
それは有効求人倍率を上げたいから。
『日本の経済はこれだけの人材を求めている』
と、見せかけたいわけです。
なので、ハローワークとしては、
企業側に対して、『掲載をしてください』と
お願いする立場なんですね。
だから人の入れ替わりが激しいブラックであっても、
下でに出るしかないんです。
あまりにも酷い企業に対しては
流石に注意をいれるでしょうけど。
これが世の中のブラックが一向に減らない
理由のひとつです。
ぼくが2度、ハローワークから応募して入社したのは
20代の頃です。
ひとつ目は2tトラックで自販機を周る仕事。
たしか2か月で辞めたwwwwwwwwww
一か月目は見習いという事で先輩の同伴でした。
週ごとに変わるんですけど、担当ルートや、
その先輩の”やり方”によって
帰れる時間が全然違うんですね。
定時は7:30~5:30だったかな?忘れた。
最初に同伴したのは”デキる人”で、
朝6時前に出勤して一足早く外に出るわけです。
この人の担当エリアは市街地ではなく
割と郊外のあたりだったので、
ルートとしてはまだマシな方でした。
で、比較的はやく会社に戻るわけですが、
これにも理由があって、
次の日の積み込みをしなきゃいけないんですね。
倉庫にはトラックが進入できて、入口と出口があって、
帰ってきた人が後ろからどんどん倉庫に入ってくるわけです。
なので早めに帰ってこないと、
前の人が積み込みを終わらせるまで作業が出来ないんです。
—————-
問題なのは県の中心部。
混むし狭いし、自販機は多いしで、
メチャクチャ時間が掛かるわけです。
最初の人と同伴していた時は新人だったのもあるし
早めに帰れましたが、この中心部の人と組んだ時は、
帰りが夜の9時でした。
あ、もちろんタイムカードなんてものは無かったです。
あとね。
この仕事って基本的には客先を周る営業職なんですよ。
ルート営業ですね。
例えば高校の中に設置されている自販機。
これ、クソ高校生が自販機を蹴ったりして、
凹んだり故障したりするんですよ。
で、高校からクレームが入ってくるわけです。
『自販機が壊れてるんだけど対応してくれる?』
って。
で、早急に向かい、総務に謝罪にいくわけです。
…。
「は…?」
って思いません?
総務のクソハゲがしかめっ面で
「何度もこんな事があると困るんだよねぇ」
とか言うんですよ。
それでも会社の看板を背負っている以上、
頭を下げるしかありません。
別の自販機を入れるよ、と言われたらお終いですから。
大雨でびしょ濡れになりながら、
大手新聞社の小奇麗な本社の中に
台車を押して入っていったりすると、
まるでゴミを見るような目で見られる。
もう一度いうけどタイムカードなんて無い。
無理っす^^
2社目は以前にも書いた、
製造の零細企業ですね。
社員が20人行くか行かないかの会社です。
前も書いたけど、老害ワンマン社長のやり放題。
(セクハラ当たり前)
朝礼で、
「男は定時のチャイムが鳴ってから
1時間は会社のために残るのが当たり前です」
女性は有給取り放題。
入社する女性は社長の好みってだけ。
零細企業なので、上層部は身内で固めているんですね。
なので、長年勤めていた男性社員を
そろそろ要らないなと判断すると、
見てて痛々しいくらいの嫌がらせが始まる。
ここの定時は8:30~5:30だったかな。
タイムカードはありましたが、
同調圧力で5:30に押さなければいけません。
また、僕は県外に納品や営業もしていたため、
会社に戻るのが夜の8時とかが普通でした。
(いちばん遅くて24時あたり)
タイムカードは勝手に押されています。
この頃は知恵が無かったので泣き寝入りしたんですけど、
今思っても、証拠を残すのは不可能に近かったなと。
まず、会社に何時まで居たという証拠を集められない。無い。
PC作業のログアウト時間を記録する方法はありますけど、
基本的には事務の女の子が触っていたので、不可能。
いやーヨクデキテマスネー。
ちなみに僕は誰が相手でも歯向かう性格してて、
現場のみんなが居る中で、社長に正論をぶっつけて
上司が止めに入らなかったらどうなってたかな。
と言うのも県外から帰る途中、国道で
後ろからぶつけられたんです。
こっちは停車していたから相手が100%。
で、すぐに会社に連絡したんですが、
社長はお買い物♪に行ってて居なくて、
上司の指示のもと対応したんです。
で、次の日。
社長が僕のところに来て、
「なんで俺に連絡しなかったんだ!」
・
・
・
糸がプツンと切れた。
—————————–
まだまだエピソードはあるけど、
まぁこんな感じ。
ハローワークで感じたこと
むかし通っていた時と変わっていた点は、
求人自体はかなり増えている。
これは上に書いた国からのアレもあると思います。
で、もうひとつは、時間外労働の欄に
36協定のことが書かれていること。
これ、昔は無かったですね。
なのでこれの記入がないものに関しては、
過度の時間外労働は適応されないという事になります。
…。
まぁ経験上ありえないがな!
僕が入社した会社の求人票には、
自販機は”時間外なし”
零細企業は”月平均20時間”
でしたね。
まぁほぼウソだと思って良いです。
ハローワークの求人票は。
ここまで読んで、
「じゃあさ、その理屈で言えば
6月で辞めた会社はホワイトってことになるじゃん」
って思いませんでした?
正解です。
まずひとつ。
職歴といっても『マシンオペレーター』程度なら、
派遣だろうが正社員だろうが、
企業側としては同じレベルです。
正社員なんかにこだわる必要は無い。
もうひとつ。
派遣は労働環境/待遇/法律関連に関しては、
ぜんぜんホワイトです。
何でかと言うと、”派遣先”に従事するわけですから、
下手な事をすれば切られるからです。
これは大手になればなるほどそうなるでしょう。
どんどん”会社”に対する風当たりが厳しくなる時代、
派遣先も派遣もどっちも信用を失ったら終わりですから。
———————–
まぁあとはちょっと怖い話で、
未だに昭和時代のノリの土木や建設の小さい会社。
こういうところは大前提として
”理屈”が通用しません。
ヤ〇ザ体質のようなところ。
僕はこういう理屈人間なので、
これのせいで過去に大やけどをしたわけですが。
これはマロンさんが言ってたらしい、
「修羅場をくぐってきた」とかいう話に関連しますかね。
これは正直、書くかどうか迷ってる笑
ではまたです。
文字数3471。(久しぶりに多い)
コメント