こんばんは。
先週(?)の山場を乗り切ったので、
取りあえず一息。
9か月ぶりくらいにお風呂に入ったわ。(マジで
いや、シャワーは浴びてますよちゃんと。
お風呂も好きは好きなんだけど、
入るまでと出る時の過程がめんどくさ過ぎて。
出る時って言うのは、入浴中にお湯を抜いて、
その時点で軽くお風呂の掃除しちゃうんです。
という事で、今回は創作者らしく
『物語における主人公像のひとつ』
について語ってみましょうか。
ここは割と気が安らぐんですよ。
気軽と言うか、書いてて苦にならなくて。
ボーイミーツガール
って言葉をご存じですか。
今回は天空の城ラピュタを例に説明しますね。
(ちょうどこの季節に毎年観たくなるんです)
ボーイミーツガールとはそのまんま直訳でOKです。
男は女性を求める。
いや、これだと気持ち悪いな。
こうじゃなくてもっと繊細なイメージ。
少年は少女の為に、みたいな。
ラピュタの主人公『パズー』
彼の夢、もしくは目標とは父の悲願である
伝説のラピュタを見つけることです。
自作の飛行機を造りながら
鉱山の仕事に明け暮れる日々に
突然『例外』が起こるわけです。
シータとの出会いですね。
これは物語の基礎中の基礎です。
物語っていうのは事件なり出会いなり
何かしら起こらなければ始まらないんですね。
で、シータがラピュタと深い繋がりがあると。
ここでパズーの夢に現実味が帯びてきます。
そこからはムスカの勢力や、ドーラ一家と
てんやわんやしながら遂にラピュタにたどり着きます。
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ここからが本題。
まず、ラピュタに到達した時点で、
パズーの夢は叶っています。
しかしムスカの野望を知り、
それを阻止しなければなりません。
ではパズーは
世界を救う英雄になろうとしたのでしょうか?
違いますよね。
ムスカを倒すことでも無く、
世界を救うためでもなく、ただ一点。
大切なシータを救うこと。
それだけです。
要するに、物語序盤と終盤で
パズーの目的は一転してるんですね。
そして、
シータを救うこと=世界を救うこと
と、同義になるわけです。
パズーは別にムスカを〇したい訳じゃないんです。
ただ、シータを助けたいだけ。
つまり、物語のコンセプトに『ボーイミーツガール』が
取り込まれていた場合、
主人公は、惚れた女の子を救う片手間に、
世界も救っちゃう。
って構造になる。
これがボーイミーツガールの根源です。
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僕はボーイミーツガール自体は好きなんですが大前提として、
少年と少女に限る
パズーの年齢はちょっと忘れましたけど、
これがですね、成人近くやそれ以上になると、
途端にキモくなる。
キモくなるし、
台詞のひとつひとつが嘘くさい、
胡散臭い、
生々しい。
僕は少年少女じゃないと綺麗に収まらないと思ってる。
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そもそもね、
まだまだガキンチョがですよ。
何の特殊な力も無い、血統があるわけでも無い、
そこら辺のただの少年が、
勇気と度胸と根性だけで、
命を張るんですよ。
好きになった子のためだけに。
後半はシータの事しか頭に無いんです。
ただ一心に、シータを探し必死に追いかける姿が
本当に『主人公』してる。
もうね、歳のせいもあるけど、
パズーみたいな少年が観てて可愛くて可愛くて。
だからラピュタが好きなんだと思う。
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ちなみにボーイミーツガールを
徹底的に踏襲した市販ゲームがあるんですけど、
またいつか紹介しますね。
(すごく古い作品だけどね)
もし、僕に子供が居たとしたら、
物心ついたあたりで絶対にプレイさせるって
思ってたくらい。
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そういえば、ここだけにアップした例の動画が、
なぜか100近く再生されてるんだけど、
ここを見てくれてる人って恐らく多くても2~3人ですよね…?
いや、見てもらえるのは本当に嬉しいんだけど、
ちょっと不思議に思った(笑
あの記事に書いた、
『ここのページからしか飛べません』
ってのは実は違って、正確には
URLを知っていればいつでも見れますね。
ちなみにアップした自分が何度も再生しても
再生回数は増えません。
正確には一旦カウントされる事があるけれど、
YouTube側から
「アップロード者が再生数を稼ぐ事は出来ません」
みたいな制約があって、
一旦カウントされた数字はしばらくすると元に戻ります。
豆知識。
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ついでにもうひとつ豆知識。
テレビでラピュタが放送されると、
各SNSや掲示板がサーバーダウンするんですよ。
「バルス!」
の瞬間にwwwww
日本中のみんながその瞬間に一斉に
「バルス!」って書き込むから
サーバーに一気にアクセスが集まって落ちるんです。
名作はどれだけ経っても名作。
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