残すもの

整理整頓の記事に
『思い出の中で要らないもの』と書きましたが、
今回は残すものについて少し触れようと思います。

この箱、ネットで買ったんですけど
かわいくな~~~い???!




材質も良いし、
造りもしっかりしてて頑丈です。


でね。

残すものっていうのは、うちの子たちの遺品です。




僕に生きる理由をくれ、
僕を生かしてくれた沢山の子たちの。





箱のサイズ的に小物しか入れられないのだけど。
リードとか大きめのものはまた別に。







僕自身の人間としての思い出なんてどうでも良いんです。


僕が死ぬまでずっと一緒に、
僕が死ぬ時は同じ場所で、
自分の墓をたてるなら一緒に入れる。

これだけで良い。






『思い出』なんて言い方、よくないね。

人間ってね。
基本的に忘れる生き物なんですよ。




自分が犯した罪だって、
いつか都合よく忘れる。






だから人間って嫌いです。







でも僕は一日たりとも忘れたことはありません。

普通じゃないから。





ひとつ例を挙げると、

出かける時、帰宅した時に、
今はもう居ない子たちの全員の名前を呼んでいます。

声に出して。







異常でしょ?


病気だと思うでしょ。






どんな辛い思い出も時間が癒してくれるとか、
都合良すぎて、自分勝手で心底クソくらえだと思ってる。






絶対に忘れちゃいけないことがある。

死ぬまでずっと背負わなければいけないものがある。







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